時々まぶたがピクピクと痙攣することありませんか?
自分の意志とは関係なく起こることなので、急になるとビックリしてしまいますよね。
今回は急に起こるまぶたの痙攣の原因や対策についてご紹介していこうと思います。
まぶたの痙攣の原因
眼瞼ミオキミア
聞きなれない名前だとは思いますが、まぶたがピクピク痙攣する多くの場合がこちらに当てはまります。
症状
片目の下まぶたにピクピクとした痙攣が一日に何度も起こる。
数日たつと自然におさまるが、またすぐに再発することが多い。
原因
①ストレスや過労
②睡眠不足
③パソコンやスマホの使用による目の酷使
④結膜炎
⑤逆さまつ毛
⑥眼鏡やコンタクトの度数があっていない
⑦ドライアイ
原因は様々あげられますが、はっきりとしたことはわかっておらず、有効な治療方法もありません。
眼瞼ミオキミアの予防方法
眼瞼ミオキミアはドライアイなどの症状を改善することによって起こりにくくなる可能性があります。
現代は目に負担がかかりやすい環境が多いので、それを改善することも必要です。
ドライアイの原因
①パソコンやスマホ、テレビを長時間見る生活
②長時間運転をする
③エアコンがかかった部屋に長時間いる
⑤旅行や出張でホテルや飛行機を利用する
⑥高齢者
ドライアイの予防方法
パソコンやスマホを長時間集中してみることにより、知らず知らずのうちに瞬きが減ってドライアイになってしまう方が多いです。
瞬きを意識してするようにするか、ドライアイ用の目薬を時々さすようにしましょう。
目の疲れがひどい方はブルーライトをカットする眼鏡をかけるのもいいでしょう。
また、エアコンがかかった部屋に長時間滞在していたり、飛行機やホテルなどの乾燥した場所に長時間いると、ドライアイが進行してしまいます。
乾燥していると感じたら、加湿器などをたいて湿度を一定に保つようにしましょう。
高齢者の方は、老化とともに涙の分泌量が減ってしまうため、ドライアイになりやすいです。
こちらも、ドライアイ用の目薬を差すことで改善することができます。
眼瞼ミオキミアと似た病気
顔面けいれん
症状
眼やほほ、口などの筋肉に起きる痙攣のこと。
軽度だと目だけに症状が起こる場合があるので、眼瞼ミオキミアと症状が似ているため混同しやすい。
原因と改善方法
原因は動脈硬化などで顔面神経が圧迫されることによって起こります。
まぶたの痙攣が長期間見られたり、他の場所にも痙攣が現れた場合は顔面けいれんの可能性があるので、病院の受診をおすすめします。
眼瞼けいれん(眼瞼ジストニア)
症状
病名に痙攣と書いているので、眼瞼ミオキミアと混同されやすいのですが、こちらの病気は痙攣は起こりません。
眼瞼ミオキミアは片目に症状が出る場合が多いのに対し、眼瞼けいれんは両目に症状が出るのが特徴です。
また、実際には痙攣が起こるのではなく、瞼が開けにくくなる・見えづらくなる・まぶしい・目の違和感を感じるなどの症状が現れます。
病名にけいれんがついているのがややこしいということで、最近では眼瞼ジストニアと呼ばれることが多くなりました。
原因と治療方法
こちらも原因は不明のことが多いのですが、向精神薬や睡眠導入剤の影響が考えられることもあり、それらを一時的にやめることで症状が改善する場合があります。
まぶたの痙攣予防グッズ
ここからはまぶたの痙攣の原因である、眼精疲労やドライアイなどのおすすめ対策グッズをご紹介していきます。
ドライアイを防ぐには「保湿する」ことと「温めること」が大切です。
①ホットアイマスクを使う
人気ランキング1位!アイマッサージャー
まるでプロにマッサージをしてもらっているかのような指圧と温感で、目元をじんわり温めてくれます。
充電式なので持ち運びも便利!
ヒーリングミュージックも搭載していて、気分をリフレッシュしたり安眠のお供に。
パソコン作業の多い方は、持っておいて損はないですよ!
ドライアイ用メガネ
あまり知られていませんが、ドライアイ専用のめがねというのが出ています。
見た目も普通の眼鏡と変わりません。
また、側面もしっかりガードしてくれるので、エアコンの乾燥からも目を守ってくれます。
デスクワークが多い方におすすめです。
また、春や秋には花粉や黄砂だ度からも目を守ってくれるので、通年使うことができます。
加湿器
デスクにおける小型の静音タイプの加湿器です。
見た目もおしゃれで音が小さいので邪魔になりません。
小さい加湿器だとあまり意味がないように感じるかもしれませんが、実際に置いてみると驚くほど効果を発揮しますよ。
アイシャンプー
女性の場合、アイメイクなどで目の際にある「マイボーム腺」をふさいでしまっている場合があります。
マイボーム腺は目の潤いを守ってくれる油分を出してくれる場所なので、ここがふさがってしまっているとどんどん水分が蒸発して、ドライアイが進行してしまいます。
目の周りを清潔にすることで、目の疲れやドライアイを防ぐことができます。
まつ毛のケアもできるので、一本あると便利ですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
時々起こるまぶたの痙攣には、「目が乾いている」「目が疲れている」という警告が表れているのかもしれませんね。
現代はパソコンやスマホなどで目を酷使することが多くなってきたので、眼のケアにもしっかり力を入れて大切にしていきたいですね。