紫外線が徐々にきつくなる季節になりましたね。
今年の日焼け止めはもう買われましたか?
「去年のが残っているから」というかたでも、化粧品の使用期間は開封後半年以内のものも多いので、においや使用感に変化はなくても、日焼け止めの効果が落ちてしまっているかもしれません。
化粧品の使用期限についてはこちらをご覧ください。
今年もたくさんの新商品が発売され、今まで以上にラインナップが増えてきました。
とてもいい商品ばかりなので、ぜひ参考にして使ってみてくださいね。
日焼け止めの数値について
SPFとPA値の違いについてですが、SPFはUV-Bといって肌の表面を黒くする紫外線をカットする数値、PAはUV-Aという肌の深部にまで達して、シミやしわの原因になってしまう紫外線をカットする数値のことです。
表面が黒くなったのは季節が変われば徐々に白く戻っていきますが、シミやしわはそうはいきませんので、最近はPA値を重視する傾向が強いですね。
昔はSPF128とかめちゃくちゃ高い数値の日焼け止めもありましたが、SPF50以上はあまり変化がないという理由で今はSPF50以上の日本国内の商品はSPF50+であらわされています。
PA値の方はPA+、PA++、PA+++、PA++++(フォープラス)の4段階で、+が多いほどUV-Aのカット率が上がっていきます。
なので、国内最大値はSPF50+ PA++++となります。
日焼け止めの効果をしっかり出す方法
つけ直しが重要!
例えばSPF50+はUV-Bをカットする時間を表しているのですが、SPF値は25~30以上あれば日が出ている時間、ほぼ一日中UV-Bをカットできる計算になります。
日常使いようであれば、SPF50は必要ありません。
しかし、これは理論上の話であって、実際は摩擦や時間の経過・汗や皮脂などによって
つけたての状態とは変わってきますので、しっかり効果を出したい場合は定期的な塗り直しが必要です。
SPF値が高ければ塗り直しが必要ないと思っている方も多いかもしれませんが、それは違います。
確かに落ちにくい処方にはなってきていますが、メーカーが推奨しているのは2時間おきのつけ直しです。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、今回はつけ直しに有効なアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
正しい塗り方と量の確認
日焼け止めの量って、どのくらい塗っていますか?
しっかり既定の量を塗らないとせっかくの日焼け止め効果が台無しになってしまうので、確認していきましょう。
まずは顔全体で量の目安は大体1円玉硬化大くらいです。
ちょっと多く感じるかもしれませんが、これより少ないと日焼け止めの効果がしっかり発揮できません。
なので、下地に入っている日焼け止めだけで済ませるのではなく、別で日焼け止めを使用することをおすすめします。
次は体に塗っていきます。
日焼け止めを直接腕にピーっとのせます。
そのあとに、腕を反対側の手でつかんだ状態で前後に手を動かしながらつけていくと、内側や外側にも均一につくのでおすすめです。
結構簡単なので、やり方を覚えておくと便利ですよ。
それでは人気の商品をご紹介していきます!
日焼け止めおすすめアイテム
アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク
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レジャー用の日焼け止めといえば”金のアネッサ”ですね。
汗や皮脂などの水分触れると、肌にさらに密着して日焼け止め効果が上がるというアクアブースター技術を搭載。
海やプール、スポーツをするときにも心強いアイテムですよね。
もちろんSPF50+ PA++++の最大値なので、強力な紫外線から肌を守ってくれながら、石鹸で落ちるという肌への優しさも実現しています。
紫外線をしっかりカットしたい方は、ジェルではなくこういうミルクタイプのほうが落ちにくいのでおすすめです。
こちらの商品は中国人の爆買いの影響で毎回メーカー欠品になってしまいます。
購入されたい方は早めに買わないと、いざほしい時には毎年売り場から消えている事態が発生していますのでご注意ください。
サンメディックUV 薬用サンプロテクトEXa
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敏感肌に対応したブランドなので、肌に優しいのが特徴です。
資生堂の医薬品部門が作っている商品なので、アネッサに使われている技術も入っており、低刺激なのに汗や皮脂に強いという特徴があります。
m-トラネキサム酸という成分が入っており、日焼けによる炎症や肌荒れを抑えてくれる効果もあります。
ミルクジェルタイプで使用感がいいのも特徴。
使用方法は乳液がいらないと書いていますが、個人的には使ったほうがいいと思います。夏も乳液を使ったほうが肌にはいいです。
こちらも石鹸で落とせて、日焼け止めの数値はSPF50+ PA++++です。
お子さんや男性の方にも使やいやすいので、家族みんなで使うのにおすすめです。
コスメデコルテ サンシェルターマルチプロテクション
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紫外線だけでなく微粒子をブロックし、環境ストレス因子から肌を守ってくれます。
保湿成分がたっぷり配合されているので、乾燥しにくく、日中もみずみずしいハリのある肌をキープしてくれます。
まるで乳液のように滑らかで、スキンケア効果の高い日焼け止めです。
さわやかな香りが特徴です。
こちらも石鹸で落とせて、日焼け止めの数値はSPF50+ PA++++です。
アリー エクストラUVジェル
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摩擦に強い、フリクションプルーフ技術を採用。
汗をハンカチで拭いたときや、手で顔を触った時、衣服の擦れなどによって日焼け止めが落ちるのを予防する働きがあります。
レジャー対応とは言えませんが、日常生活ならジェルクリームのような使用感もとてもいいのでおすすめです。
日焼け止めの数値は最大値のSPF50+ PA++++で石鹸で落とせます。
個人的にちょっとヘリが速いような気がするので、毎年限定で出る大容量タイプを買うのがおすすめです。
コーセー スポーツ ビューティサンプロテクト
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ミルク・ジェル・BBクリームの計3種が販売されています。
今年リニューアル発売され、中村アンさんを起用したことで話題になっていますね。
コーセー史上最も焼けにくい!と自信を持って言えるアイテムのようで、なんと満足できなければ全額返金キャンペーンを6月10日までやっているようですよ。
油分や界面活性剤を大幅にカットすることで、ヨレに強く使用感もサラサラになっています。パッケージも前のものよりおしゃれなピンクゴールドになっていてかわいいですね。
ビオレ アスリズム スキンプロテクト
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外で過ごすことが多い方におすすめ。高温多湿環境での落ちにくさを実証しています。
80分の耐水試験をクリアしたスーパーウォータープルーフ処方。
汗をかいたり泳いだりする方にはもってこいですね。
レジャー用にはミルクタイプ、デイリー用にはジェルタイプがおすすめです。
日焼け止めの数値は最大値のSPF50+ PA++++で石鹸で落とせます。
ビオレ アクアリッチウォータリーエッセンス
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こちらは毎年人気の日焼け止めです。
新発売のアスリズムとは違い、日常使いに適しており、スーッとなじんでみずみずしい使用感が特徴です。
塗った後はサラサラになり、使用感がとてもいいので人気がある商品です。
こちらもアリーと同様減りが速いので、限定の大容量タイプを買うのがおすすめです。
日焼け止めの数値は最大値のSPF50+ PA++++で石鹸で落とせます。
ニベア ニベアサンクリームケアUVクリーム
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ニベアクリームにも配合されているホホバオイル、スクワランに加えてヒアルロン酸も配合されています。
しっとりした塗り心地なので、しばらくするとサラサラになるという使い心地のいいアイテムです。潤いもしっかりキープしてくれるので乾燥肌の方にもおすすめ。
日焼け止め特有のキシキシ感も全くありません。
日焼け止めの数値は最大値のSPF50+ PA++++で石鹸で落とせます。
サンカット トーンアップUV
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血色感や透明感がアップするラベンダーカラーで、素肌をきれいに見せてくれる日焼け止め。色落ちしにくく、つけたての状態が長時間キープします。
花粉やほこりから肌を守るアレルガード処方を採用。
スプレータイプも出ており、肌に直接スプレーできるので、化粧の上から日焼け止めを振りかけることもできます。(必ず20センチ以上離して使ってくださいね。)
髪の毛に使用したい場合はサンカット プロテクトUVスプレーピュアシャボンの香りがおすすめです。色がつかないタイプなのと、ほのかにいい香りの髪の毛にしてくれますよ。
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日焼け止めの数値は最大値のSPF50+ PA++++で石鹸で落とせます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最近は汗・皮脂に強いだけでなく、素肌をきれいに見せてくれる日焼け止めがたくさん出てきています。
いろいろあって迷うこともあるとは思いますが、こちらの記事を参考に選んでいただけると嬉しいです。
今回すべての商品が日焼け止めの数値最大でしたが、日常生活だとそこまでいるのかな?という感じです。PA値はシミやしわの原因になるので最大値はありがたいのですが、SPF値の方は25~30くらいあればデイリー用には十分だと思います。
それよりも、こまめに付け直すことが重要。
SPF50+のものでも塗り直しをしなければ結局焼けてしまいます。
メーカー推奨では2時間おきのつけ直しが必要とのことなので、スプレー式のものなどを持参してこまめにつけるのがおすすめです。
今年の夏は日焼け止めをしっかり効果的に使って、UVケアをしっかりやっていきましょうね。