唇・口周りにポツンとできるニキビ、気になりますよね?
ほおっておくと白く膿んで傷みが出てきたり、ついつい触ってしまって治りが遅くなりがちです。
今回はできてしまうとなかなか治らない唇・口元にできるニキビの原因と改善方法をご紹介していこうと思います。
唇の特徴と機能
唇には毛穴や皮脂を生み出す皮脂腺が存在しないので、とても乾燥しやすくデリケートな部分です。
また、ターンオーバーが約3日といわれており、とても速いので皮も剥けやすく荒れやすいのが特徴です。
その代わり、ターンオーバーが速いため、きちんとお手入れすると他の部分のスキンケアよりも効果が早く表れます。
しっかり正しいお手入れをして、唇の荒れやニキビを予防しましょう!
唇・口元のニキビの原因と改善方法
唇の乾燥によるターンオーバーの乱れ
唇が乾燥するとターンオーバーが乱れ、角層が固くなり唇が荒れたり炎症を起こしたりしてしまいます。
唇以外の口周りには皮脂腺が存在するので、ターンオーバーの乱れにより皮脂が詰まったり古い各層が毛穴に詰まってニキビができてしまいます。
唇の乾燥を改善するケア
唇の乾燥を防ぐには、毎日しっかり保湿ケアをすることが重要です。
朝晩のスキンケアのついでに乳液などを唇に塗ってしまう方法もありますが、唇は荒れやすくデリケートな部分なので、専用のアイテムを使うのがおすすめです。
唇の荒れがひどい場合はワセリン(商品名:ヴァセリンなども可)を朝晩2回ほど塗って保湿、または保湿力の高いリップクリームを使いましょう。
おすすめのリップクリームはこちら↓
ロコベースリペアリップ
モアリップ
唇は紫外線によってもダメージを受けて、炎症を起こしたり皮がむけてしまったりするので、外出する際はUVカット効果のあるリップクリームを使うのがおすすめです。
クレンジングなどの刺激を避ける
落ちにくいティントリップなどを使った際、クレンジングオイルなどでゴシゴシこすって洗っていると、唇が乾燥したり荒れたりしてしまいます。
刺激を受けると唇の皮がむけたり乾燥の原因になってしまいます。
刺激を避けるには、専用のポイントリムーバーを使って、コットンで優しくふき取るようにすることで唇への負担を軽減することができます。
落ちにくいティントもやさしく簡単に落とすことができますよ。
唇の角質ケアをする
唇のターンオーバーを正常にするには、リップスクラブなどで角質ケアをするのもおすすめです。
最近はいろいろなアイテムが出ていて、好みによって選べるので、好きな使用感や香りのものを使って、週に1・2度行うのがいいでしょう。
おすすめはこちら↓
ディオール アディクトスクラブ&バーム
睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れ
不規則な生活や睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れて毛穴から皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
特に口周りのニキビは毛穴が皮脂や古い角質で詰まって起きてしまうことも多いので、睡眠をしっかりとり、規則正しい生活を送りましょう。
そうすることでターンオーバーも正常になり、ニキビのできにくい肌になっていきます。
胃腸に負担をかけない
唇や口元のニキビは、胃腸の働きが低下するとできる場合があります。
暴飲暴食を避け、栄養バランスのいい食生活を心がけましょう。
インスタントのような塩分が濃い食事や脂っぽいものはなるべく避けましょう。
また、美容にいいとされる唐辛子に含まれるカプサイシンは刺激た強いので胃が弱っているときには避けたほうがいいかもしれません。
コーヒーやエナジードリンクなどもカフェインが多く含まれており、胃に負担がかかるので、飲みすぎん胃は注意が必要です。
胃の調子が悪い時は、なるべく刺激の少ないものを食べるようにしましょう。
野菜がたっぷり入ったスープや、おかゆなどで胃を温めるのがおすすめです。
胃腸に優しい食べ物をまとめています。 ↓
お酒、たばこを控える
お酒、たばこなども避けたほうがいいでしょう。
お酒は先ほどと同じで胃腸に負担がかかりやすくなります。
また、飲みすぎると睡眠を妨げてしまい、肌の不調を起こしやすくなります。
たばこは美肌に欠かせないビタミンCを欠乏させてしまうので、肌荒れしたり毛穴が目立ったり、たるみの原因にもなります。
美肌のためにタバコを吸って良いことは1つもありません!
ヘルペスが原因かも・・・
いろいろ試してみたけど、「症状がよくならない、本当にニキビなのかな?」と思ったら、それはヘルペスかもしれません!
ニキビとヘルペスにはいくつか違いがあり、皮膚科の先生に診てもらうのが一番なのですが、ヘルペスに何度かなったことがある方はだんだん違いが分かってくると思います。
今回はニキビとヘルペスの簡単な違いについて説明せていきます。
ニキビとヘルペスの違い
上記で説明したように、唇には毛穴や皮脂腺はありません。
なので皮脂や古い角層が毛穴に詰まって炎症を起こし、ニキビができることは考えにくいのです。
症状が出ている範囲が完全に唇の上にあるのなら、それはヘルペスである可能性が高いといえるでしょう。
反対に、唇の境目にかかっている場合は、ニキビなのかヘルペスなのかの判断が必要になってきます。
見た目としては、白い膿がたまっているような場合はニキビ、皮がめくれていたり、水ぶくれができていて、ピリピリするような痛みや熱を伴っている場合はヘルペスの可能性が高いといえるでしょう。
ヘルペスの治し方
ニキビの場合は上記の予防や改善方法である程度効果が出るとは思いますが、ヘルペスだった場合はウイルスの感染によるものなので、専用の薬を塗らなければなかなか症状は改善されません。
ヘルペスの塗り薬は皮膚科などの病院で処方されます。
また、最近では薬剤師のいる薬局やドラッグストアでも塗り薬が販売されています。
もし薬局やドラッグストアで購入する際は、「過去に一度病院で診断されたことがあり、再発した場合」のみ販売が許されていますので、薬剤師の方にしっかりと確認をして購入してくださいね。
(今まで病院に行って診断されたことがない方は、自己診断で薬局に買いに行っても販売してもらえないので気を付けてくださいね。)
ニキビ肌さんにおすすめのスキンケア
ニキビができやすい方、またニキビができているときには専用のスキンケアを使うことが大切です。
ニキビができにくい肌に整えてくれるおすすめのスキンケアをいくつかご紹介していきます。
①オルビス クリアローション・クリアモイスチャー(オイルカット)
②ライスフォース アクポレスシリーズ(皮脂分泌抑制)
③dプログラムアクネケアシリーズ (ニキビ跡)
まとめ