「ヒ・ル・マイルド~♪」のCMでおなじみの健栄製薬から発売されているヒルマイルド。
「自分で治せる」をキーワードにかなり話題になっている保湿剤です。
乾燥が気になるこの季節、「ヒルマイルドを使ってみようかな。」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「ヒルマイルドは本当に乾燥肌にいいの?」「配合されているヘパリン類似物質って?」「病院で処方されているヒルドイドとの違いは?」「他の類似商品とどこが違うの?」
など、気になる疑問についてお答えしていこうと思います。
私は10年以上ドラッグストアで登録販売者・化粧品担当者として勤務していました。
また、小さいころからアトピー性皮膚炎があり、ヒルドイドを実際に処方してもらっていたこともあります。
その時の知識と経験を生かし、今回はヒルマイルドの疑問を徹底的に解明していこうと思います!
ヒルマイルド発売元の健栄製薬とは?
ヒルマイルドを製造している”健栄製薬”、聞きなじみがないかもしれませんが、実は私たちの生活に身近な製品をたくさん作っている会社です。
今や欠かせない”手ピカジェル”や”消毒用エタノール”、”ワセリン”などを販売している製薬会社です。
そんな健栄製薬から発売された話題の”ヒルマイルド”シリーズ。
医薬品と同濃度のヘパリン類似物質が配合されており、
「自分で治せる」をコンセプトにしたCMもよく見かけますよね。
ヒルマイルドはどこで買える?
ヒルマイルドは処方箋がいらない医薬品なので、薬局やドラッグストアで購入することができます。
このように、今までは処方箋がないと購入できなかったものが、市販薬として購入できるようになることを、”スイッチOTC”といいます。
OTCとはオーバーザカウンターの略で薬局やドラッグストアなどをさしています。昔薬局はレジやカウンターの後ろに薬を陳列しているところが多かったため、OTCといわれるようになりました。
ヒルドイド、過去の美容使用問題について
数年前に、美容目的で病院にヒルドイドを処方してもらうというのが、若い女性の間で流行ったことがあります。
その当時は芸能人が普通にそのことを雑誌の記事にのせていたり、YouTubeで紹介したりしていました。
「数百円で美容効果の高い保湿剤が手に入る」
とかなり話題になっていました。
ヒルドイドは処方箋だと本人負担が基本3割。残りの7割は税金で支払われており、
「病気でもないのに病院で処方してもらうのはおかしい。税金の無駄遣い。」
という声が上がり、かなり炎上しました。
私も子供のころからアトピーがあり、過去に病院でヒルドイドを処方してもらっていた時期があるのですが、美容目的で処方してもらう人が後を絶たず、先生から
「メーカーの製造が追いついていないみたいで今は在庫がないの、ごめんなさいね」
といわれたことがあります。
当時の私は先生におすすめされて使っていただけで特にヒルドイドに依存していたわけではありませんでした。
ドラッグストアに勤めていたせいもあり、自分の肌に合う市販のクリームも知っていたので、
「へ~、そんなに人気なんだ。仕方ないから市販のクリーム買って塗ろうかな」
くらいにしか思っていませんでした。
でも、普段からヒルドイドを使用していて、他のものだと肌に合わなかったり、市販薬だと何を買ったらいいのかわからない患者さんにとっては、かなり迷惑な話だったと思います。
病院にかかるような疾患がない場合は、市販の医薬品を購入して使いましょう。
ヒルマイルドはヒルドイドにパッケージがそっくり!
健栄製薬のヒルマイルドは見ての通り、病院で処方されるヒルドイドをかなり意識したパッケージになっています。
これはヒルドイドを美容目的で使用したいという消費者に使ってほしいという意図が感じられますね。
確かにヒルドイドと似たようなパッケージでバンバンCMを打たれると、消費者側としては気になって買う人も多いでしょう。
今までヘパリン類似物質を配合した、ヒルマイルドと似たような製品はたくさんありましたが、パッケージがヒルドイドとかけ離れていたため、あまり話題にはなりませんでした。
下の写真はヘパソフトという商品ですが、パッケージを見ると全く似ていませんよね。
これだとヒルドイドと同じ成分を配合しているとはわかり辛いですよね。
他社はヘパリン類似物質という成分名を大きく打ち出しているのですが、消費者側からすると、成分名よりヒルドイドの名前の方が有名なので、このパッケージだとピンとこない人がほとんどだと思います。
健栄製薬は、パッケージをヒルドイドと似せたことにより、それらのライバル製品より一歩抜きんでた感じがありますね。
ヒルマイルドの値段は?
ヒルマイルドはクリームとローション共に60g入っていて、価格は1500円~1800円程度です。
ヒルマイルド以外にもヘパリン類似物質が配合された商品が販売されていますが、それも同じような価格設定になっています。
病院で処方されるヒルドイドやジェネリックのヘパリン類似物質配合保湿剤は、ジャータイプの大容量のものもありますが基本は25gの小さいサイズが多いので、たっぷり使いたい方はヒルマイルドローションの60g入りはうれしいですね。
ヘパリン類似物質とは?
ヘパリン類似物質の効能は、『保湿作用』『抗炎症作用』『血行促進作用』の3つです。
乾燥してガサガサ、ピリピリする肌をやさしく保湿してくれるんです。
実はヘパリン類似物質が配合されたクリームは、昔から薬局で売られていました。
ただ、成分的にはそれほど注目されておらず、ひっそりと売り場の端っこの方で売られていて、あまり人気がありませんでした。
数年前にヒルドイドが爆発的に有名になり、そのことで急に注目され始めました。
ヒルマイルドの全成分
・クリーム
- 成分分量:100g中ヘパリン類似物質0.3g含有
- 添加物:サラシミツロウ、セレシン、白色ワセリン、エデト酸ナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、グリセリン、軽質流動パラフィン、スクワラン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル
・ローション
- 成分分量:100g中ヘパリン類似物質0.3g含有
- 添加物:セトステアリルアルコール、白色ワセリン、グリセリン、2,2’,2”- ニトリロトリエタノール、軽質流動パラフィン、スクワラン、ステアリン酸ポリオキシル40、モノステアリン酸グリセリン、カルボキシビニルポリマー、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル
クリームとローションの使い分け(メリットとデメリット)
https://general.kenei-pharm.com/healmild/products/
ヒルマイルドクリームのメリット
- 保湿力が高い
- 肌表面の保護効果が高い
- 肌につやが出る
- 保湿の持続効果が高い
ヒルマイルドクリームのデメリット
- べたつきを感じやすい
- 伸びが悪い
- 広範囲に塗りにくい
ヒルマイルドローションのメリット
- 伸びがいい
- べたつかない
- なめらかな使用感
- 広範囲に塗りやすい
ヒルマイルドローションのデメリット
- 保護効果が低い
- 持続効果が低い
- とにかくしっかり保湿したい
- 顔などの狭い範囲に使う
- 長時間潤いを保ちたい
- しっとりした使用感が好きな方
- さらっとした使用感が好きな方
- 体全体など広範囲に使いたい方
- サッと素早く保湿したい方
- べたつくのが嫌な方
ヒルマイルドの使い方
使うタイミングは一日数回。
洗顔やお風呂上りなど清潔な肌に塗るのがおすすめです。
ハンドクリームとして使う際は乾燥が気になった際に、適宜使用するといいでしょう。
ヒルマイルドは顔に使ってもいい?使うときの注意点
ヒルマイルドは顔にも使用できます。ただ、目の近くや粘膜に使ってしまうとピリピリとした刺激を感じることがあるので、そこだけは避けて使用するのがおすすめです。
保湿効果がかなり高いので、スキンケアの一番最後に使う事で乾燥や外的刺激から肌を守ってくれます。日中の乾燥が気になる方は、化粧下地として使うのもおすすめですよ。
塗った後に油分が多いと感じる場合はティッシュオフするとべたつきや化粧崩れを防ぐことができます。
また、妊婦さんへの安全性は確認されていないので、気になる方は医師への相談をおすすめします。
クリームは手荒れにもおすすめ
クリームタイプはハンドクリームとほぼ使用感が同じ。
かなりこってりとしたクリームなので、手荒れから肌を守ってくれたり予防したりする効果があります。
匂いもないので、どんなシーンでも使いやすいのが特徴です。
水仕事の多い主婦の方や、手が荒れやすい美容師さんにもおすすめ。
ただし、傷がある場合には避けて塗ったほうがいいでしょう。
刺激になる場合があります。
ヘパリン類似物質と尿素どちらがいいの?
アトピーや肌が弱い方は尿素よりもヘパリン類似物質の方がやや刺激が少ないと思います。
尿素は塗った部分に肌の水分をグ~っと集めてくれるイメージ。
塗った部分はしっとり柔らかくみずみずしい肌になります。
ただ、尿素を使うときには注意が必要。
尿素を傷口や炎症がある部分に使うと、真っ赤に腫れあがってしまう場合があります。
尿素を使うときは傷がないか確認してから塗るようにしましょう。
尿素配合クリームでおすすめの使い方は、はひじやひざ、かかとなどの角質が固くなった部分に使用するのがおすすめです。
個人的な意見ですが、アトピーの方は刺激に敏感ですし、ステロイドの影響で皮膚が薄くなっている場合があるので、尿素よりはヘパリン類似物質が配合された保湿剤を使うのがおすすめです。
それでも刺激が起こる場合があるので、十分注意が必要です。
ヒルマイルドはアトピーに効く?
ヒルマイルドはヘパリン類似物質という成分が配合されており、これは皮膚科でアトピー患者に処方されているヒルドイドに入っているのと同じ成分・同じ濃度です。
アトピーは肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になっているので、ヒルマイルドで保湿することにより、症状の緩和が期待できます。
ただ湿疹や炎症がある場合は、専用の塗り薬の併用がおすすめです。私も子供のころからアトピーがあり、実際に皮膚科でヒルドイドを処方されたことがあります。
肌に合うようなら、全身に使用できるので、冬は特に顔や体全体に使用するのもおすすめ。
肝心なのは毎日しっかり適量使って保湿し続けることです。調子がいい時もさぼらず使い続けることで、肌をいい状態を保つことができます。
ヒルマイルドは湿疹やかゆみに効く?
ヒルマイルドにかゆみ止めの成分は入っていません。
ただ、乾燥によってかゆみが引き起こされる場合は、ヒルマイルドでしっかり保湿をすることにより、徐々にかゆみが起こりにくくなる可能性はあります。
配合されているヘパリン類似物質が血行を良くするので、そのせいでかゆみが引き起こされる可能性もあります。
また、まれにピリピリとした刺激を感じる方もいます。
湿疹やかゆみが強い場合は専用の医薬品を使用するのがおすすめです。
ヒルマイルドは頭皮に使える?
頭皮用の保湿剤として使用できないことはありませんが、もし痒みがある場合は頭皮専用のかゆみ止めローションを使用することをおすすめします。
市販薬で薬局でも手に入ります。
ヒルマイルドはあかぎれに効く?
あかぎれは水仕事などを繰り返して肌が乾燥することによって起こります。ヒルマイルドをハンドクリームのように使う事で、あかぎれを予防することができます。
ただ、ひび割れて傷になってしまっている場合は塗れないので、注意してください。
ヒルマイルドの副作用は?ヘパリン類似物質は長期使用してもいい?
ヒルマイルドの主成分である”ヘパリン類似物質”は副作用がほとんどありません。
長期で使用している人も多いため、比較的安全性の高い成分と言えます。
まれに赤みやかゆみ、ピリピリ感を感じる方もいるので、異常を感じたらすぐに使用を中止しましょう。
また、血が固まりにくくなる作用があるので、持病がある方はかかりつけの医師と相談の上使用したほうがいいかもしれません。
ヒルマイルドはステロイドが入っている?
ヒルマイルドにステロイドは入っていません。
なので目の周りや粘膜以外なら、比較的どこに使用しても大丈夫です。
治療薬というよりは、日々の保湿剤として使用するのがいいでしょう。
かゆみや炎症がある場合は、別で塗り薬などを使用するのがおすすめです。
ヒルマイルドは赤ちゃんに使える?
ヒルマイルドは赤ちゃんでも使用できます。
おむつかぶれや普段の保湿剤として使用可能。
全身に使用する際は伸びのいいローションタイプがおすすめです。
クリームタイプを使用する際は、手のひらで温めてから塗ってあげると良くなじみます。
ヒルマイルドはやけど跡・傷跡に効く?
ヒルマイルドの主成分であるヘパリン類似物質の効果効能に「外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹」というのがあるので、効果があるといえるでしょう。
ただ個人的には劇的な効果があるかというと少し疑問です。
血行促進効果があるので、肌の代謝が良くなって傷跡が早く消えるという意味なのか。。。何も塗らないよりはいいと思います。
ヒルマイルドとワセリンの違いは?
ワセリンは軟膏やクリームの基剤となるもので、ヒルマイルドにも配合されています。
ワセリンは油分で皮膚を保護してくれます。
ヒルマイルドはさらにヘパリン類似物質を配合することにより、保湿・保護・血行促進効果がプラスされています。
ヒルマイルドとアットノンの違い
アットノンは15gで1300円。
ヒルマイルドはローション、クリーム共に60gで1500~1800円くらい(販売場所によって異なります)
価格は圧倒的にヒルマイルドの方がお得!
気になる成分の違いはというと、以下が、アットノンの成分表です。
成分(100g中) | 分量 | はたらき |
---|---|---|
ヘパリン類似物質 | 0.3g | ターンオーバー促進作用、血行促進作用、水分保持作用があります |
アラントイン | 0.2g | 傷ついた皮ふ組織の修復を助けます |
グリチルリチン酸ニカリウム | 1g | 肌の炎症を鎮めます |
主成分であるヘパリン類似物質の配合量は、ヒルマイルドと同じ濃度です。
アットノンにはプラスで皮膚の修復を早めたり、炎症を抑える成分が配合されています。
傷跡が気になる場合はこれらの成分は有効ですが、保湿剤として使用するならヒルマイルドで充分といえるでしょう。
ヒルマイルドはスクワランという保湿成分がプラスで配合されています。
ヒルマイルドとヒルドイドの違いは?
ヒルドイドの成分表は以下の通り。
成分・含量(1g中) | ヘパリン類似物質 3.0mg |
添加物 | グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、 セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、 モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、 パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン |
ヒルマイルドの成分表は以下の通り。
成分・含量(1g中) | ヘパリン類似物質 3.0mg |
添加物 | サラシミツロウ、セレシン、白色ワセリン、 エデト酸ナトリウム水和物、 ジブチルヒドロキシトルエン、 グリセリン、軽質流動パラフィン、 スクワラン、グリセリン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンセチルエーテル、 パラオキシ安息香酸プロピル、 パラオキシ安息香酸メチル |
- 効果は同じ
ヘパリン類似物質の配合量は表記の仕方が違っていたので、ヒルドイドの方に表記を合わせましたが、両方とも配合量は全く同じでした。
クリームの基剤となるグリセリン・白色ワセリン・スクワランなどの成分もかぶっており、使用感もほぼ変わらないといえるでしょう。
一つ違う点はヒルマイルドの方にはサラシミツロウという油性成分が入っていることです。
ワセリンと同じ基剤となる成分で、皮膚の保護効果をより高めてくれるものです。
とはいえ実際に使ってみて違いが判るほどのことでもないかなと思います。
- 値段の違い
病院で処方される薬の金額は、薬価サーチというサイトで確認することができます。
私が以前処方してもらったことがあるヒルドイドソフト軟膏0.3%は25g入っていて3割負担の方なら約162円でした。
後発品(ジェネリック)ならその半額以下の値段のものもあります。
今回発売したヒルマイルドが60gで1500~1800円程度なので、金額にかなりの差が出ます。
これをみると「ヒルドイドってかなり安く処方されているんだな。」と思います。
が、「わざわざ混んだ病院に行って処方してもらうのは面倒。」「症状が安定しているから診察は不要」という方には、ヒルマイルドの需要はかなり高いと思います。
今は医療費の増加が問題視されているので、政府の考えとしては、「なるべく自費で薬局やドラッグストアで購入してね。」ということなのでしょう。
ヒルマイルドとコーセーカルテヒルドイドの違い
ヒルマイルドの発売と同じくらい注目されているのが、コーセー化粧品から発売された”カルテヒルドイド”シリーズです。
こちらの商品も処方薬”ヒルドイド”を意識したパッケージとなっています。
というのも、こちらのカルテヒルドイドは、医療用のヒルドイドを作っている”マルホ株式会社”というメーカーとコーセーが共同開発したブランドなんです。
ただ、こちらは医薬品ではなく医薬部外品の化粧品であるというのが、大きな違いとなっています。
医薬品と医薬部外品の違い
医薬部外品とは、化粧品と医薬品の中間くらいの作用があるもののことです。
なので、医薬品と同じ成分が入っていたとしても濃度が低いものがほとんどです。
コーセーのカルテヒルドイドも、ヘパリン類似物質の配合量の表記はありませんが、医薬品の3分の1ほどではないかといわれています。
コーセーのカルテヒルドイドにはグリチルリチン酸ジカリウムという、炎症を抑えてくれる成分がプラスで入っています。
おそらくこちらも濃度が低いと思われますが、ムズムズピリピリしやすい方にはとてもいい成分です。
そして、医薬部外品や化粧品には医薬品にはない独自の強みがあります。
それは、とにかく”使用感がいい”ことです。
コーセー化粧品は雪肌精やルシェリ、ONE BY KOSE などの技術を生かし、毎日使用するのに気持ちがいいテクスチャーを作り出すことができます。
製薬会社の製品の使用感が悪いと一概には言えませんが、テクスチャーの技術だけは化粧品会社の方が上を行くと思います。
保湿は毎日継続することが大切です。
そのためにも、「毎日使いたいな」
と思わせてくれる使い心地は、化粧品メーカーの強みでもあります。
そしてヘパリン類似物質の配合量が少なめというところにも利点があります。
ヘパリン類似物質は血行を良くする効果があるので、肌に赤みが出る方もいます。
また、肌にピリピリ感を感じる場合もあるのですが、化粧品の場合は配合量が少ないため、赤みやピリピリ感が出にくいのも特徴です。
化粧品でおすすめはアドライズ
私がヘパリン類似物質配合で気に入っている化粧品が、大正製薬から発売されている”アドライズ”です。
大正製薬といえば、製薬会社としては知らない人がいないほど有名な会社ですよね。
先ほど製薬会社の商品より化粧品メーカーの方が使用感がいい!と言いましたが、その概念を覆されたのが、アドライズシリーズです。
アドライズはヘパリン類似物質のほかに、”プラセンタ”という非常に美容効果の高い成分を配合しており、私のごわついた肌を滑らかでツルツルにしてくれました。
特に化粧水の使い心地がかなり良かったです。
年齢による悩みやシミなどのケアがしたい方には、とてもおすすめのスキンケアシリーズです。
アドライズの過去の記事はこちらからどうぞ
家族で使うならNALCがおすすめ
毎日使用するものなら使い心地は重要ですよね!
私も以前病院でヒルドイドを処方してもらっていたのですが、使用感の悪さからだんだん使わなくなってしまいました。
NALCは化粧品なので、使用感がとてもいいのが特徴です。
そしてうれしいのがポンプ式の容器で使いやすいところ!
顔と体両方に使える仕様で、とっても伸びがいいので誰にでも使いやすいのが特徴です。
ヒルマイルドは医療費控除の対象か?
厚生労働省のHPに、医療費控除申請の対象成分一覧があるのですが、ヒルマイルドに配合されている”ヘパリン類似物質”は含まれていませんでした。
なので、医療費控除の対処にはならないといえるでしょう。
ヒルマイルドの気になる口コミや評判は?
ヒルマイルドの良い口コミ
- 硬いかかとがすべすべになった
- 1日で乾燥を感じなくなった
- 毛穴が目立たなくなった
- 痒みと赤みが軽減した
- 親子で使えるのがいい
- 化粧乗りが良くなった
ヒルマイルドの悪い口コミ
- 劇的な変化は感じなかった
- 痒みが出た
- 減りが早い
などでした。
おおむね評判はいいようです。
無添加・無着色・ステロイドフリーで、赤ちゃんも使えるところに魅力を感じている方が多いようでした。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。